iPhone向け「iOS 18」発表！

イントロダクション

6月11日、アップルはiPhone向けの新しいソフトウェア「iOS 18」を発表しました。この新バージョンでは、アップルのAIである「Apple Intelligence」の活用や、アプリアイコンのカラーカスタマイズなど、さまざまな新機能が追加されています。ここでは、「iOS 18」と「Apple Intelligence」について詳しく紹介します。

「iOS 18」とは何か

「iOS 18」は、iPhoneの操作性やパフォーマンスを向上させるためのソフトウェアアップデートです。新バージョンでは、ホーム画面のカスタマイズ性が向上し、壁紙やアプリの配置を自由に変更できるようになりました。また、全てのアプリアイコンを好きな色にカスタマイズすることも可能です。さらに、コントロールセンターの機能が刷新され、より便利に操作できるようになりました。

アップルのAI「Apple Intelligence」とは何か

「Apple Intelligence」は、アップルが開発した人工知能（AI）のことです。このAIは、ユーザーの利用パターンや好みを学習し、より便利な機能やサービスを提供します。「iOS 18」では、「Apple Intelligence」が壁紙と相性の良い色合いを提案したり、ユーザーが好みの色を指定したりすることができます。さらに、「Apple Intelligence」は、アプリの利用履歴や個人情報を保護するためのプライバシー機能も提供しています。

ホーム画面のカスタマイズ性の向上

壁紙のロック解除後の表示

「iOS 18」では、ロック画面に設定した壁紙が、ロック解除後も表示できるようになります。これにより、ユーザーはロック解除後もお気に入りの壁紙を楽しむことができます。

アプリやウィジェットの自由な配置

「iOS 18」では、ホーム画面でアプリやウィジェットの位置を自由に変更することができます。好きな場所にアプリやウィジェットを配置することで、使いやすさを向上させることができます。ペットの顔の周りにはアプリやウィジェットを置かないように整理したり、よく使うアプリを画面の下部に配置したりすることができます。

アプリやウィジェットの位置を自由に変更できることで、ユーザーは自分好みのホーム画面を作り上げることができます。

アプリアイコンのカラーカスタマイズも可能で、全てのアプリアイコンを好きな色に変更することができます。壁紙と相性が良い色合いを「iOS 18」が提案するほか、ユーザー自身が好みの色を指定することもできます。新たにダークモードも適用可能です。

また、「iOS 18」では、コントロールセンターが刷新されます。iPhoneの画面右上を下にスワイプすると表示される「コントロールセンター」が、複数のページにわたってコントロールを切り替えることができるようになります。さらに、アプリ開発者がコントロールセンターを利用するために新たに「Controls API」が提供されます。このAPIは、ロック画面からも利用することができ、ロック画面から起動するフラッシュやカメラを別のアプリに変更することができます。各コントロールの配置や大きさもユーザーの好みに合わせて変更することができるのです。

「iOS 18」ではプライバシー保護機能も強化されます。アプリ起動時にFace ID、Touch ID、パスコードによる認証を設定することができます。「Lock an app」機能を使用すると、アプリに関する情報が他の人に表示されず、アプリの内容を秘匿することができます。さらに、「Hide an app」機能を使用すると、アプリをロックされた状態で非表示にすることができます。連絡先へのアクセスやBluetooth、ローカルネットワークへのアクセスもユーザーが設定できるようになりました。

「iOS 18」ではメッセージ関連の機能も向上しています。送信予約機能やTapbackでの絵文字やステッカーの利用が可能となり、テキスト表現に太字やイタリック、下線、取り消し線がサポートされます。衛星経由でのメッセージ送受信もサポートされ、iMessageを使っていないユーザー宛にはSMSも送信できるようになりました。

他にも、「iOS 18」ではマップアプリでの新しい地図やウォレットアプリでのタッチ決済のサポート、写真アプリのデザイン刷新、ジャーナルアプリでの新機能の追加など、さまざまな機能が実装されています。

ユーザーは「iOS 18」によって、より自由なホーム画面のカスタマイズやプライバシーの保護、便利な機能の利用を享受することができます。

コントロールセンターの刷新

複数のページでのコントロール切り替え

「iOS 18」では、コントロールセンターが複数のページにわたってコントロールを切り替えることができるようになります。これにより、よく使うコントロールや音楽に関するコントロール、ホーム関連機能をまとめて表示することができます。

新たな「Controls API」の提供

アプリ開発者のために、新たに「Controls API」が提供されます。このAPIを利用することで、ロック画面からフラッシュやカメラを別のアプリに変更したり、新しいコントロールを起動することができます。また、ユーザーは各コントロールの配置や大きさを自分の好みに合わせて変更することもできます。

「iOS 18」では、ホーム画面のカスタマイズ性が向上し、ロック解除後の壁紙の表示やアプリやウィジェットの自由な配置が可能となります。また、コントロールセンターの刷新と新たな「Controls API」の提供によって、ユーザーはより使いやすく便利な操作ができるようになります。プライバシー保護機能の強化やメッセージ関連の機能の向上など、さまざまな機能も追加されています。これにより、「iOS 18」はユーザーにとって使いやすい、快適なモバイル体験を提供します。

プライバシー保護機能の強化

「Lock an app」によるアプリ起動の認証

「iOS 18」では、アプリ起動時に認証を設定する「Lock an app」機能が追加され、Face ID、Touch ID、パスコードなどを使用して認証を行うことができます。これにより、アプリに関する情報が他人に表示されることを防ぎ、プライバシーを保護することができます。

「Hide an app」による非表示アプリへの隠蔽

「iOS 18」では、特定のアプリを非表示にする「Hide an app」機能が導入されました。この機能を使用することで、アプリ自体を隠すことができ、アプリの存在を第三者に知られることを防ぐことができます。これにより、プライバシーを守りながら、自分だけが知っているアプリを利用することが可能です。

「iOS 18」では、プライバシー保護機能が強化され、アプリ起動時の認証やアプリの非表示化が可能になりました。これにより、他人にアプリの情報を見られることを防ぎ、個人のプライバシーを守ることができます。ユーザー自身が選択する連絡先のアクセス許可やネットワーク上のデバイスの表示も設定できるため、よりセキュアな環境でスマートフォンを使用することができます。

ウォレットアプリの新機能

「iOS 18」では、ウォレットアプリにさまざまな新機能が追加されます。

「iPhoneのタッチ決済」のサポート

ユーザーは2台のiPhoneを近づけることで、ウォレットアプリを利用して支払い処理を行うことができます。これにより、よりスムーズなタッチ決済が可能となります。

Apple Payの支払い方法の追加

オンラインでのApple Payの支払い方法にポイント支払いや、銀行やカード会社の分割支払いが追加されます。これにより、さまざまな支払い方法から選択することができます。